ほんの15分で
インフルエンザの勢いがものすごいですね。すぐ近くにある内科はいつも車でいっぱいで、先日は歩道のど真ん中に堂々と駐車されている方もいるくらい(気持ちはわかりますけど、迷惑以外の何物でもありません)
インフルエンザや風邪が流行する、この季節に欠かせないのが精油を使った芳香浴。
芳香浴とは、精油の香り成分を空気中に拡散させて香りを楽しむ方法です。専用のアロマライトやアロマディフューザーなどがありますが、ティッシュやお湯を張ったマグカップなどに精油を落とすだけでも十分なんですよ。(マグカップを使うときは間違って飲んでしまわないように注意をしてくださいね)
サロンにいらっしゃるお客さまは「1日中香りを焚いているんですよねー」っておっしゃるんですけど、実はそんなことはありません。
朝起きた時、気合いが入らないとき、気持ちが落ち込むとき、瞑想をするとき、家族が帰ってくる前、眠るとき…その時々に応じた香りを短い時間で使います。
何時間も同じ香りを嗅いでいると鼻が慣れてきて(順応といいます)香りを感じにくくなります。香りが薄くなってきたと思ってどんどん精油を追加する方もいらっしゃるかもしれないのですが、むしろ、香りを感じなくなったら少し扉や窓を開けて換気をしてくださいね。
そして、香りは何時間も使わなくてもちゃんとこころとからだに届くことがわかっています。
芳香浴を始めて15分程度で免疫を刺激する物質が血液中に放出された…そんな研究結果も出ているようです。
短い時間で大丈夫。この季節、ぜひぜひアロマを活用して欲しいなって思います。
火事を防止するためにも夜はアロマライトをつけっぱなしにしないようにします。お布団に入る少し前に香りを焚いて。眠るときには電源を消しています。