オーガニックへのこだわり
オーガニックは「有機の」という意味で、一般的には有機栽培(農業)で育てられた農産物をさします。オーガニックの野菜は「ふつうの野菜より甘くて美味しい」とか「パワーをいただける」と言われますが、私もそう思っています。野菜だけでなくハーブも同じです。
自宅の小さな庭をハーブガーデンにしようと決めたときから、殺虫剤などのお薬や化学肥料を使わないで、できる限り植物自身がもつ力で育つようにしよう…と庭づくりをしてきました。青虫やアブラムシを手で取り除いたり、天候の変化が厳しくて生き残れないハーブたちがいたり…大変なことも、上手くいかなくて落ち込んだりすることもありますが、そうやって育てたハーブたちの生きる力の強さを実感してきました。
植物が育つ土地(太陽や土、水などの自然環境)がもつエネルギー、植物そのものがもつエネルギー、植物を育む人がもつエネルギー…すべてが揃って最高の品質とパワーをもつ植物に成長するのだと思います。オーガニックで栽培された植物から抽出されたエッセンシャルオイルと普通に栽培された植物からのものとでは成分的に違いがあるの?という質問を受けたことがありました。実際にそのような比較をしたことはないのですが、化学成分的に大きな違いはないと思われます。それでも、ハーブを育て見守ってきて、数字には表れない何かしらの力が備わっていると確信しています。
また、アロマセラピーやハーブ療法にハーブのパワーやエネルギーが関係するのだろうか…と思われるかもしれません。私たちのからだには「気」や「バイタルフォース」などと呼ばれるエネルギーが流れていることはよく知られていて、イタリアの研究者はアロマセラピーで用いられるエッセンシャルオイルが私たちのからだのエネルギー(気、バイタルフォース)に直接影響を及ぼすという研究結果を発表しているのです。
私たちのからだのエネルギーに直接働きかけるものならば、最大限の力を持った植物を使いたい、エッセンシャルオイルやハーブもオーガニックのものを…と思うのは自然なことでした。
ハーブの家では、サロンでもレッスンでもオーガニックの素材にこだわり、より良質のものを提供してまいります。
ハーブの家で使用しているオーガニックのブランドをいくつかご紹介させていただきます
ニールズヤードレメディーズ
自然療法の先進国イギリスにて、ロミー・フレイザー氏が創業した自然薬局がはじまり。
「大量につくるよりも大切につくること」をはじめとしたポリシーを現在も守りながら製品を作っています。私がアロマやハーブなどの自然療法を学んだスクールもこのニールズヤード。
認定基準が厳しいとされる英国土壌協会(ソイルアソシエーション)のオーガニック認定を取得(ハーブティーはJAS認定)しており、エッセンシャルオイル、ハーブティーや基材、サロンで使用するオーガニックコスメなど、たくさんの製品を使用しています。
ジャスミン・オーガニック
アロマセラピスト 中村あづさ氏が世界中の農家を巡り、各地で出合った植物から製品をつくっています。自らハーブの手入れや収穫などを行い、植物が育つ環境や植物そのものに触れることをとても大切にされています。
主にニールズヤードで取り扱いのないエッセンシャルオイルを使用しています。
生活の木
言わずと知れた日本におけるアロマショップの草分け的なブランドで、アロマやハーブの商品を幅広く取り扱っています。主にオーガニックの植物油やハーブティーなどを使用しています。
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