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2015年11月26日 (木)

サイプレスとジュニパー

久々にアロマセラピーについて書いてみます。これは試験勉強のときに疑問に感じたことを色々と調べてみて、なるほどと思ったこと。

サイプレスとジュニパーの違いについて…です。

サイプレスとジュニパーはともにヒノキ科の常緑樹。サイプレス(Cupressus sempervirens)は和名で西洋イトスギ、ジュニパー(Juniperus communis)は西洋ネズといいます。

サイプレスは循環器系強壮作用や収れん、うっ血除去作用などがあり、ジュニパーは泌尿器系刺激作用や加温、うっ血除去作用などがあります。どちらも循環を良くし、余分な水分や老廃物の排泄を促すので、むくみやセルライトの軽減に役立ちます。むくみにはまずサイプレスを選択しますし、ジュニパーはからだだけではなく心を浄化する香りとしてもよく使われます。

組成成分も良く似ていて、主成分がモノテルペン炭化水素類のα-ピネン(俗に言う森林浴の香り)で、コンサルでむくみを軽減する目的でどちらを使うのかよく迷うのです。むくみ以外の症状やクライアントさんの好みを伺ったり、他にどんな香りとブレンドするのか…も考慮しますけど、ずっとひとつ気になることがありまして。

スクールで使用しているテキストには、サイプレスに「鎮静作用」と書いてあります。サイプレスに含まれるα-ピネンの割合が60%と高いのですが、理論のテキストでは、α-ピネンが属するモノテルペン炭化水素類の特徴が「抗ウイルス、消毒、殺菌、高揚、弱い鎮痛」となっていて、「鎮静作用」はどこから来てるんだろう…って。これはいつか解決しなくちゃと思っていたので、調べてみました。

答えはセスキテルペンアルコール類の「セドロール」でした。セスキテルペンアルコールは強い精神的作用をもつことが特徴です。セドロールが含まれることで「鎮静作用」があることに気がつきました。もしかしたら、有名な話なのかもしれませんが、自分で調べて理解したことがとても嬉しかったです。

私が勉強している「ホリスティックアロマセラピー」は、体の症状だけでなくこころの状態にも最適な香りを選択しブレンドしていきます。体とこころ、そして精神のバランスをとることがとても大切だから。なので、精油が持つ精神作用は掘り下げて、ときにはどんな人に使ったらよいのかをイメージしたりして、深く理解できるように努めています。

どんな風に鎮静するのでしょうか…「呼吸を深くして、心臓がドキドキするような高ぶった感情を抑えて、冷静さを取り戻す」ようなイメージ、と考えました。一方、ジュニパーは「精神強壮作用」があります。ジュニパーは「ネガティブな感情を取り除き、気持ちを切り替えて前に進んでいく」というイメージ。

このあたりをきっちり押さえるようになってからは、サイプレスかジュニパーか迷うことがなくなりました。

香りって不思議です。ほんの少しだけ含まれる成分で、香りも違えば、このように体やこころに与える影響も違ってくる。細かいところまでやっちゃうのはマニアックな性格上好ましくないので深くなりすぎないようにしていますが、こんなことをあれこれ考えてみるのも楽しいですね。

サイプレスとジュニパーのおかげで、とても楽しい勉強ができました。

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         だからバランシングなのね







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